2008年10月22日水曜日

SH906i + CPKB/BT

携帯を3年半ぶりに機種変更しました。
DoCoMoのSH906iです。
実はSHARP製端末はこれで3連続になります。
(SH505i>SH901iC>SH906i)

今回のSH906iはタッチパネルとポインティングデバイスである光タッチクルーザーを装備しています。
タッチパネルは2軸ヒンジを回転させたビュワーポジション専用で、例外を除いてそれ以外では起動しないようです。
ビュワーポジションの操作性を向上させる為のもので、基本はキー操作ということでしょう。
どちらかというと、905以前のタッチクルーザーの問題点を解消した光タッチクルーザーがメインと思われます。

以前のタッチクルーザーは十字ボタンとは別に存在し、その分他のキーが下方に配置され、かえって邪魔な存在でした。

今回は十字ボタン中央の機能(決定)ボタンに光センサーを組み込み、その上で指をスライドさせて操作するように変更されました。

簡単にいえば光学マウスを裏返して配置したようなものでしょうか。

これによって指をスライドして決定ボタンを押す操作がスムーズに行えます。

最初は違和感がありましたが、慣れてくるとものすごくラクに操作できます。

特にiモードサイト閲覧時のような長い縦スクロールでは効果があります。

残念なのは、iアプリなどが対応してないので、それらは十字ボタンを使うしかないことです。

さらに今回はBluetoothがHIDプロファイルに対応しました。
これによって外部キーボードが使用できます。
私は携帯で長文メールを打つのが苦手なので、早速外付けキーボードを購入しました。
機種はSH906i専用ともいえるIODATA製「CPKB/BT」です。

コンパクトキーボードということで、作りも安っぽいと思っていたのですが、それは偏見でした。
やはり1万円以上するだけあって、見た目以上にズッシリと重くて質感もあり、キータッチは少し硬めです。
ファンクションキーは4つあり、それぞれが携帯の各機能キーに対応しています。
キーボードからの操作はレスポンスもよく、あまり違和感はありません。
また、小さい割には打ちやすく感じました。
他にも、文字切り替えしなくても数字入力ができたり、PCのようなCtrl+C/Ctrl+Vでカット&ペーストができるなどのメリットがあります。

SH906iはビュワーポジションになるとタッチパネルメニューになりますが、タッチパネルでできる操作は限られています。
例えば、メールの新規作成などもタッチ操作で呼び出せますが、作成画面になった後はビュワーポジションでの操作ができなくなります。
しかし、外付けキーボードがあればビュワーポジションのまま続けて操作が可能です。

他にもカメラ撮影で、フォーカスする場所をタッチパネルで指定したり、充電中に大きく時計を表示する卓上時計機能などがあります。

ところでタッチパネルといえばiPhoneが有名ですが、iPhoneのような徹底したものではなく、あくまでサイドボタンを無くしてすっきりさせる事と、ビュワーを直感的に操作できるという事の為だけに装備されているように感じます。
日本人は10キーでのメール打ちに慣れているので、その辺りを重用視したのでしょう。

iPhoneもiPod touchも触ったことがありますが、あれは本当にすばらしい。衝撃的ですね。
ただ、SmartPhoneのような自由度の高いものではなく、あくまで通常の携帯として考えた場合、SH906iは非常に完成度の高いものだと思います。

最後に、この機種はサブディスプレイがなく、着信のお知らせは背面パネルの端が内側から光る仕様になっています。
筐体から光が透けて見える為、本体の色によって視認性に差が出てくるようです。
私が見たところ、白がもっとも明るく光って見えました。

0 件のコメント: