2008年9月18日木曜日

Postfixで重複したメールを削除するには (Procmail)

下記のようにエイリアスでメールアドレスをグループ化しています。

/etc/alias

hogehoge:hoge@fuga.com,foo@fuga.com,piyo@fuga.com

fugafuga:hoge@fuga.com,bar@fuga.com,baz@fuga.com

この場合、To:hogehoge,fugafugaでメールを送信すると、hoge@fuga.comに同じメールが2通届いてしまします。
sendmailを使用していた時は重複するメールが自動的に削除されていたようですが、Postfixでは動作が異なるようです。

そこでメールの振り分けや削除に使われるProcmailを使用してみました。
重複メールを削除する設定(全員)を/etc/procmailrcに記述します。
ちなみに個人単位で設定するには、/home/(ユーザ名)/.procmailrcに記述します。

/etc/procmailrc

PATH=/usr/bin
MAILDIR=$HOME/Maildir/
DEFAULT=$MAILDIR/
LOCKFILE=$MAILDIR/msgid.lock
:0 Wh:
| formail -D 8192 $MAILDIR/msgid.cache

各ユーザーの.forwardにprocmailを使用する設定を記述します。
これを記述しなければ通常の動作になります。

/home/(ユーザ名)/.forward

"| exec procmail" #ダブルクォーテーション「""」も含めて記述します。

動作としましては、受信したメールのメッセージIDをMaildir/msgid.cacheに保存しておき、同じメッセージIDを持つメールを受信した場合は削除します。
メッセージIDは常にユニークですので、誤って削除されることはありません。

.forwardは転送設定ですので、他のアドレスに転送する場合は"| exec procmail"の次の行から記述します。
この記述を行うと、転送時にローカルに残す為の「~/Maildir/」を記述しなくても強制的にローカルに残されました。
逆に「~/Maildir/」を記述すると、ローカルに2通届いてしまいます。

※Postfix 重複でここに来る方々が多いです。みんな困っているんですね。

Maildir形式で転送設定 (Postfix)

PostfixでメールボックスをMaildir形式にした場合のメール転送方法です。

# vi /home/(ユーザ名)/.forward

~/Maildir/ #ローカルにも残す場合

#転送先は改行で区切って記述
hoge@fuga.com
foo@fuga.com

2008年9月9日火曜日

iPhone SDK

やっぱり iPhone SDK はIntel Mac専用ですね。
Windowsでも開発できる環境が欲しかったです。

2008年9月5日金曜日

Google Chrome 使ってみました


Google Chrome やっと動くようになりました。Firefox3に負けないくらい軽いですね。
但し、Firefoxを使い慣れた私としては、タブが最上段にある点が気になります。

よく閲覧するサイトがサムネイル表示されるのも個人利用では便利ですが、職場では少しまずい気がします。(笑)

あと、デフォルトではツールバーにホームボタンがありません。
私はホームに検索サイトを指定しているのですが、アドレスバーが検索ボックスを兼ねているので必要ないということでしょうか?
ただ、精神衛生上よくないのでオプションで表示させることにしました。

ともあれ、原点に戻ったような非常にシンプルで軽快なブラウザなので、大変使いやすいと思います。

Google Chrome SEP回避策


Symantec Endpoint Protectionへの対策がありました。

GCのコマンドラインオプションで、「--no-sandbox」を指定したら起動するようです。
但し、SANDBOX機能を無効にすることになります。

Google Chrome 動きません

Google製ブラウザ「Google Chrome」のベータ版が公開されましたので、早速インストールしてみました。
しかし、起動しようとするとアプリケーションエラーが出て正常に動作しません。

「アプリケーションを正しく初期化できませんでした(0xc0000005)。[OK]をクリックしてアプリケーションを終了してください。」

だそうです。
検索を駆使して原因を探していたのですが、どうやら「Symantec Endpoint Protection 11」が原因のようです。
回避策としてはレジストリを書き換える方法があるようですが、一部の機能を犠牲にしてしまうので、対応版が出るまで待つことにします。