2008年8月18日月曜日

Vistaからlinuxのsamba共有へ接続できない?

自宅PCのOSをVistaにしてから1年半になります。
アプリケーションの互換性についてはコツコツとテストを行っており、32bit版では殆ど問題は起きていませんでした。
ところが今頃になってlinuxのsamba共有に接続できない不具合が判明しました。
どうやらsamba2.2以前では認証できない問題があるようです。
原因はVistaで「LAN Manager認証レベル」のデフォルト値が「NTLMv2 応答のみ送信」に変更されたことのようです。
Samba 2.2 系列までは、LM応答とNTLM応答のみに対応しており、 NTLMv2 応答に対応していません。
Vista側で、「LAN Manager認証レベル」の値を「NTLM 応答のみ送信する」に変更することで対応可能です。

ローカルセキュリティポリシーの設定手順
  1. [スタート]>[コントロールパネル]>[管理ツール]>[ローカルセキュリティポリシー]を開く。
  2. 左側の[ローカルポリシー]>[セキュリティオプション]を開き、右側の[ネットワークセキュリティー:LAN Manager認証レベル]を開く。
  3. [ローカルセキュリティ]の項で[NTLMv2のみ送信する]を[LMとNTLM応答を送信する]に変更して再起動。

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