これまではインストーラ内のInstallESD.dmgをUSBメモリに復元するだけでしたが、Mavericksではこの方法で作成しても起動しません。
以下は作成手順です。
- ターミナルで隠しファイルが表示されるように設定
- Mavericksのインストーラを開く
- USBメモリをフォーマット
- USBメモリにBaseSystem.dmgを復元
- Packagesをコピー
- 後処理
- 隠しファイルを表示する方法は他にもありますが、今回はあえて正規の方法を書きます。
- # defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles -boolean true
- # killall Finder
- OS X Mavericks インストール.app を右クリックして「パッケージの内容を表示」。
- [Contents]>[SharedSupport]の下にあるInstallESD.dmgをダブルクリック。
- マウントされたInstallESD.dmgの中にあるBaseSystem.dmgをディスクユーティリティで開く。
- 下記の設定でフォーマットします。
- [パーティション]>[パーティションのレイアウト]:1パーティション
- [オプション]:GUIDパーティションテーブル
- [フォーマット]:Mac OS 拡張(ジャーナリング)
- USBメモリ内の[System]>[Installation]にあるPackagesというエイリアスを、InstallESD.dmg内のPackagesディレクトリで置き換える。
- ターミナルで隠しファイルが表示される設定を元に戻す
- # defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles -boolean false
- # killall Finder
補足&注意
この方法で作成したインストール用USBから起動してインストールする際、ディスクユーティリティでHDDを消去し、パーティションを1つにしてインストールを行うと、なぜかリカバリ領域が作成されませんでした。
リカバリ領域が作成されなかった方は、インストール終了後にインストーラを再ダウンロードして上書きインストールすることで作成されます。
2013/10/28 追記
Appleのサイトにインストールメディアを作る方法が書かれていました。
私は試していませんが、クリーンインストールされる方は試してみてください。
http://support.apple.com/kb/HT5856
2013/10/30 追記
ターミナルからコマンド一発で作成する方法
- 上記の手順3の設定でUSBメモリをフォーマットする。但し、名称は「Untitled」とすること。
- ターミナルから下記のコマンドを実行する。
# sudo /Applications/Install\ OS\ X\ Mavericks.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/Untitled --applicationpath /Applications/Install\ OS\ X\ Mavericks.app --nointeraction
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